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「酵素」って何だろう?

 酵素とは生きものが作り出す、生きていくために必要なタンパク質の一種で、自然界に数多く存在し、人間の体内でも毎日作られています。
 

 たとえば、唾液に含まれる「アミラーゼ」という酵素は、デンプンを分解し、消化液に含まれる「リパーゼ」という酵素は、脂肪を分解する働きを持っています。さらに分解して生成された物質をまた別の酵素が分解を繰り返す事で、人間が食べ物から栄養を吸収する事を助け、更に代謝・排泄に至る全ての場面で酵素は役立っています。
 

 また産業・医療などの場面でも酵素は利用されています。日常生活の中の代表的な例に納豆やパン、ビールなどの食品製造過程でも酵素が生かされています。これらは酵素が持つ特別な性質(『基質特異性(※1)』)により、特定の原材料(例:大豆・小麦・大麦等)と特定の性質を持った酵素(例:納豆菌・イースト菌・ビール酵母等)の組み合わせだけが、特定の食品(例:納豆・パン・ビール等)になる性質を利用する事で、酵素は人間の生活に大いに役立っています。
 

 (※1)酵素毎に特定の基質(=物質)を識別出来る立体構造を持っているため、立体構造が合わない組合せでは酵素反応は発生しない。このため特定の酵素と基質の組合せの場合のみに起こる酵素反応を「基質特異性」と呼びます。また通常酵素は1つの化学反応しか触媒しません(反応特異性)。 
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